「みくみくにしてあげる」がJASRACに登録された件
難しい問題なので別枠で
正直、この件については理屈じゃなくて、感情のところが大きいですし、多くの人もそうだと思うけど、あえて書きます
ドワンゴさまは多くのユーザーの感情を考慮せずにJASRACと契約したのでしょうか
「みくみく」の作者はJASRACと契約することがよくわかっていなかったみたいですな
ドワンゴ=ニコニコ動画が勝手に話を進めたっぽい感じで(いちおう作者にも話は行ってたみたいですけど)
なんかニコニコ動画も金の臭いが強くなってきましたな
ひろゆきは金の臭いを消そうと頑張ってましたのに
初音ミクのオリジナル曲は権利団体に縛られないアマチュア音楽のある意味聖域だと思っていたので、複雑な気分です。
カラオケ入りした曲でも、「魔理沙」や「エアーマン」はJASRACに登録されてないので、やりかたはいろいろありそうですのに
JASRACの存在を全否定するわけじゃなくて、プロの楽曲の権利を簡易化するって役目も持ってるんですけど、アマチュアの音楽だろうと金と臭いのするところに踏み入れてくるのは別問題です
みくみくにしてあげる♪JASRAC登録事件
http://remoto.818nc.jp/archives/blog/200712281249.php
だいたい同意
「みくみくにしてあげる」がJASRAC管理曲に
「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
平沢氏: JASRACとはこの業界の悪しき構造ゆえに、完全に縁が切れてはいない状態なんです。いくつかの楽曲はやむなくJASRACに管理を任せざるを得ないことになっていますが、基本的にはe-Licenseにライセンス管理をお願いしています。
平沢氏: メジャーレーベルを辞めて自分で配信するようになってからは、作品の売れ行きは伸びて、マーケットも広がってます。無料のMP3配信を監視していると、ダウンロードが24時間止まらないんです。そうしているうちに、次は世界中からCDの注文が入ってくる。そう考えると、無料で音楽を配信すること、コピープロテクトをかけないことは、プロモーションにつながるんです。これはものすごい威力ですよ。お金を払ってまで欲しいと思ってくれなければ、やってる意味がない。違法コピーしてそれで満足してしまうようなものであれば、それは自分のせいだと。作品がその程度のものでしかないと判断する姿勢を、今のところ持っています。
平沢氏: まず著作権というのは、何もしなくても法律で保護されているんです。勘違いを起こしやすいのは、著作権管理団体が、著作権保護のために戦ってくれるのではないのか、という点です。そもそも使用料を徴収している団体というのは、単に料金徴収団体ですので、トラブルが起こったときには解決してくれません。私は何回もトラブルに巻き込まれていますが、ああそれは当事者同士で処理してください、ということになるんですよ。つまり著作権は、第三者がガードしてくれているわけではないということですね。
「みくみくにしてあげる♪」がJASRAC管理下に……ネット騒然
http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/2007/12/18/
ドワンゴが著作権管理会社を設立
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0512/21/news099.html
これはどうなったんでしょう?
大槻ケンヂ事件
(はっきりしたソースがないため、真偽は不明です)
ジャスラックに纏わる伝説で一番凄かったのがオーケン事件。ググると結構出てくる。
大槻ケンヂが自分のエッセイに筋少時代の曲(高円寺心中。もちろん本人作詞)の歌詞を引用したんだけど
製本後いきなりジャスラックが「知的財産権は我々にある。使用料をよこせ」って言って来て
かなり頭に来たけど事を荒立てるのもアレだから素直に支払った。
その後、印税明細が来るのだが何故かジャスラックからの印税が一円も無い。
一応、ジャスラックの名目は「中間マージンとして摂取後、アーティストに一部印税を支払う」んだから
オーケンが払った使用料の何%かは還元されなきゃいけないハズなのに1円も還って来ない。
ジャスラックに「歌詞使用料が振り込まれてるはずだろ?つか、払ったのオレ自身なんだから間違いない」と問い合わせるも
「知らない」「わからない」の一点張り。
「一体これまでいくらボラれてるんだろう・・・」てライブで話してた。
真偽は不明なんですけど、これが本気で信じられてるほど悪名高い団体っていうのが問題なんです