●★( ^ω^)で学ぶ初めての囲碁☆○ 8

675 名前: ◆kZK9g25qNU  投稿日:2006/07/08(土) 20:03:07.80
〜流石兄弟の囲碁ワンポイントレッスン2〜

( ´_ゝ`)「……。」
(´<_`  )「兄者。その眉間のしわで、大根でも摩り下ろしてみたらどうだ?」
(#´_ゝ`)「なぜなんだ!一体どういうことだ!!」
(´<_`  )「OKOK兄者。ときに落ち着けって。」
( ´_ゝ`)「……。シチョウに脆弱性があるとの報告だ。」
(´<_`  )「ああ、知っている。」

( ´_ゝ`)「……。どうすればいいか、わかっているな。」
(´<_` ;)(やれやれ)
      「では図Cを見てくれ。シチョウを覚えているだろうか。
      前回使った図Aとの違いは左上に白石があることだ。
      シチョウを忘れた人は前回の講義に戻って確認してくれ。」
図C              図A
┌┬┬┬┬┬┬┬┐   ┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├○┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼●┼┼┼┤   ├┼┼┼●┼┼┼┤
├┼●○●┼┼┼┤   ├┼●○●┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┤   ├┼┼●┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘   └┴┴┴┴┴┴┴┘
( ´_ゝ`)「弟者よ、俺に白を持たせようというのか?取られる役は弟者がやってくれ。」
(´<_`  )「OK兄者。それでいいんだな?では逃げさせてもらおう。」


676 名前: ◆kZK9g25qNU  投稿日:2006/07/08(土) 20:03:36.04
(´<_`  )「逃げるには白☆だ。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼☆●┼┼┼┤
├┼●○●┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
( ´_ゝ`)「シチョウのときの追い方はこうだったな。また白はアタリだ。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼★┼┼┼┼┤
├┼┼○●┼┼┼┤
├┼●○●┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_`  )「ここも逃げる一手だ。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┤
├┼☆○●┼┼┼┤
├┼●○●┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘


677 名前: ◆kZK9g25qNU  投稿日:2006/07/08(土) 20:04:01.84
( ´_ゝ`)「どんどんアタリをかけていくぞ。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┤
├★○○●┼┼┼┤
├┼●○●┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_`  )「兄者、これでどうだ?この白石を取れるか?」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├○┼┼┼┼┼┼┤
├┼☆●┼┼┼┼┤
├●○○●┼┼┼┤
├┼●○●┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
( ´_ゝ`)「……ときに弟者よ。
      さては貴様、策士だな!俺の気づかないうちに二手打ちとはやってくれたな!」
(´<_`  )「おちつけって、兄者。図Cの段階ですでに左上に白石がある。二連打はしていない。」
( ´_ゝ`)「……。そうだったな。」
(´<_`  )「白石が助かったのがわかっただろうか。」
      このようにシチョウの先で白石が待ち伏せしている状態ではシチョウは成立しない。」
      そしてシチョウの先で待ち伏せしていた白石を『シチョウアタリ』と呼ぶ。」


678 名前: ◆kZK9g25qNU  投稿日:2006/07/08(土) 20:04:30.14
(´<_`  )「シチョウアタリの例を挙げよう。図D、E、Fはそれぞれ白△がシチョウアタリとなっている。
      確認してくれ。」
図D              図E              図F
┌┬┬┬┬┬┬┬┐   ┌┬┬┬┬┬┬┬┐   ┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼△┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤   ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼●┼┼┤   ├┼┼┼●┼┼┼┤   ├┼┼┼●┼┼┼┤
├┼┼●○●┼┼┤   ├┼●○●┼┼┼┤   ├△●○●┼┼┼┤
├┼┼┼●┼┼┼┤   ├┼△●┼┼┼┼┤   ├┼┼●┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘   └┴┴┴┴┴┴┴┘   └┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_`  )「シチョウは成立しないこともあるので注意しような。」
( ´_ゝ`)「心得た。」
(´<_`  )(今回は兄者もあっさりと引いたな)

( ´_ゝ`)「ではまた次回!」
(´<_`  )「続くのかよ。流石だな兄者。」